レントゲンを信じて創業
半世紀前、X線機器いわゆるレントゲンが一般化する前夜、医療機械業界はその普及に消極的でした。これに異を唱えた先代が会社を飛び出しました。
株式会社コムラの始まりです。

 

 

「機械屋は機械屋たれ」
その先代のモットーが「機械屋は機械屋たれ」という言葉です。
なにしろメーカーの出先もない。不具合のひとつでも出たら、医療が止まってしまう。そんな時、的確な対応ができる、場合によっては修理もできる。それだけ機械に精通していないと納入業者は務まらない。(「創業すぐに入社、1年間は仕事なんてしなかった。電気の基本に始まって、大阪や東京のメーカーに通って勉強していた」宮前副社長談)。以来、「機械屋」の精神が医療関係の信頼をいただく原動力になりました。

 

ペースメーカー、医療消耗品
次の世代で大きな課題となったのは心臓ペースメーカーです。各社しり込みするなか、ここは私が陣頭に立って頑張りました。私自身が、ペースメーカー医療機器情報担当者(CDR)の有資格者です。今も常に、リモートほかの講習を積極的に受けています。
前後はしますが、医療消耗品のサプライも重要な業務となりました。ディスポーザブルの品目が増えて、扱いも増えています。ただ、品物を届けるだけの「物流業」ではありません。医療現場の繊細なニーズにピタリとあてはまるセンスが要求されます。ここらも「機械屋」の意地でしょうか(笑)。

 

 

時代もコムラもどんどん変わる。
社会インフラが変われば、医療も変わる。今話題のAIもすでに入り込んできています。専門化・細分化も進んでいます。医療施設側でも臨床工学技士(CE)が配属されるケースが増えています。となると、CEさん相手に、より専門的な情報を提供しなくてはいけません。
思えば、当社の創業を「後押し」したレントゲンにしても、撮影から画像解析、データ保存移送、映像展開をデジタルで一元管理する複合システムへと変化を遂げ、私たちの仕事は総合的な管理へと進展しています。
コムラは、時代の変化とともに進んでいきます。
「これでいい」はこの先も、ありません。

 

 

 

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